「イヌタデ」 (10月25日)


また子どもの頃を思い出す草、アカマンマです。ままごとしましたねえ(^_^)。
この花を毟って、赤飯にした覚えは?

タデ科の一年草で、道端や空き地、畑などにごく普通にみられますが、アカマン マ(アカノママ)の別名の方が親しまれていますね。

「蓼食う虫も好き好き」と言いますが、ハナタデ、ヤナギタデなど、タデの名が ついた植物は、みな葉を噛むと辛い味がします。

ヤナギタデ(マタデ)はその辛味が好まれて刺身のつまに使われます。


イヌタデ【犬蓼】
Polygonum longisetum タデ科タデ属

千葉県大原町で(1996年10月)Photo by K.Iozawa

高さは約30cm になり、茎は赤みを帯びて下部は地を這うように伸びる。

葉は互生して長さ6cm 内外、花期は6〜10月で、紅紫色の小さな花が穂 のようになって密につく。

穂の長さは2〜5m で、長いものは垂れ下がる。
いつまでも花(萼)が落ちず、黒く熟した実がその中に埋まっている。

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