「ハクホウカズラ」 (11月18日)


花の大きさが長さ25cm もあり、マメ科最大の花だと言われています。

不規則な5弁花で1枚だけが大きく、放射性の5弁花から蝶形花に変化する過程 の途中にある形であると言われており、形態学上でも注目されている花です。

花弁はやや黄色みを帯びた白で芳香があり、花弁の縁辺や筋は黄色がすこし濃く なっています。
日本ではあまり紹介されていません。


ハクホウカズラ【白鳳蔓】
Camoensia maxima マメ科カモエンシア属

シンガポール植物園で(1983年11月)Photo by K.Iozawa

アフリカ原産の蔓性木本で鑑賞用に熱帯各地で栽培されている。

3出複葉で、三角形の小葉は長さ5cm ぐらい。

葉腋から短い花柄を出し、5〜6花をつける。
花には褐色の毛が密生した長 い筒状の萼があり、やや肉厚で先は5裂している。
萼筒の内面は白い。

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