「カシア・ビフロラ」 (11月21日)


カシア(カワラケツメイ)属のなかでも熱帯ではごくありふれた花木で、街路樹 や庭園の植え込みによく使われていまが、日本にはあまり紹介されてなく、和名 もつけられていません。
英名は Bushy Cassia。

おなじカシア属のコバノセンナが九州などで見られますが、これとよく似ていま す。
成育がすこぶる早く4ヶ月ほどで花が咲くので、造成地の緑化に多用され、 我々の社宅でも、庭に植えた木で一番早く花の咲いたのが、これでした。


カシア・ビフロラ
Cassia biflora マメ科カワラケツメイ属

インドネシア、ジャカルタ市内で(1977年10月)Photo by K.Iozawa

熱帯アメリカ原産の小低木。

葉は偶数羽状複葉で小葉の大きさは長さ2〜3 cm 、楕円形でやや固く、夜は葉を閉じる性質がある。

葉腋から花茎を伸ばし、数個の黄色い5弁花をつける。花の直径は3〜4cm。

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