「ディクロスタキス」 (12月2日)


上下2段に分かれたボトルブラッシュのような形をした花で、先の方は細い黄色 のブラッシュ、元の方は太いピンクのブラッシュです。

この花も日本ではほとんど紹介されてないようですが、最近「週間朝日百科『植 物の世界』」NO.50でみかけて嬉しくなりました(^_^)。


ディクロスタキス
Dichrostachys cineare ssp. cineare  マメ科ディクロスタキス属

インドネシア、ボゴール植物園で(1976年 6月)Photo by K.Iozawa

熱帯アフリカ原産の小高木で、熱帯アジア各地で鑑賞用に栽培されている。
樹高6〜8m ぐらいになり、2回羽状複葉で羽状片は6〜10対、小葉は小 さく、15〜20対ぐらいで長さ1cm 巾3〜5mm 。

葉腋から長い花茎を下向きに伸ばし、頭状花序を下垂する。
基部には中性花 が集まってつき、ピンク色の雄しべがブラッシュ状に伸びるが、これは機能 しない仮雄しべであるという。

先端部には両性花が集まり、黄色い雄しべが ブラッシュ状に伸びている。

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