「コウシュンカズラ」 (12月31日)


台湾の恒春地方に多く栽培されているところからコウシュンカズラと呼ばれてい ますが、日本でも沖縄で見られます。

マングローブ林の中に自生するそうですが、 熱帯各地では生垣によく植えられています。

蔓がよく分岐して茂り、3m ぐらい に這い上がるので、競技場のフェンスなどに植えてあるのをよく見掛けました。

上を向いた総状花序に黄色い花が多数さくので、美しい垣根になります。


コウシュンカズラ【恒春葛】
Tristellateia australasiae キントラノオ科コウシュンカズラ属

シンガポール植物園で(1980年 7月)Photo by K.Iozawa

蔓性の低木で熱帯の海岸に自生し、また鑑賞用に栽培される。

互生する葉は 卵形で先が尖り、長さ6〜10cm で短い柄がある。

葉腋から出る総状花序 に、径2cm ほどの黄色い5弁花を多数咲かせる。
花弁に縦皺が多い。

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