「ノボタン」 (1月24日)


ノボタン科のシコンノボタンは以前紹介しましたが、 今日のは少し野性的なノボタンです。

荒れ地の斜面などにツツジのような生態で 生えています。

若葉は食用になり、種子は黒色の染料、葉は茶色の染料になりま す。
全体にタンニンを多く含むので、薬用にもなるようです。


ノボタン【野牡丹】
Merasutoma malabathricum ノボタン科ノボタン属

インドネシア、ボゴール市郊外で(1974年 8月)Photo by K.Iozawa

マレーシア、インドネシアに分布する小低木で樹高1〜2m 。全株粗毛に覆 われている。

葉は対生し、長さ10〜12cm 巾4〜5cm 。

葉柄と葉脈は赤 褐色。
花は5弁で桃色、径5cm ぐらい。

小笠原に分布するノボタンは M.candidum で花は淡桃色。
鑑賞用に栽培され る。

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